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盲目の時代

ブッシュの側近による内部告発が続出していますね。クラークさんでしたか、911の後、すぐにブッシュが、イラクとの関係を探せと命じ、ラムズフェルドもフセインを叩けと叫んだそうです。私は前から言っていますが、ブッシュはとにかくイラクを叩きたかったのです。

一説にはブッシュが911を仕掛けたとか、例のキム・ヒョンヒは韓国のKCIAの工作員だったとか(つまり韓国がKAL機を爆破した)、何だか推理小説のように面白い諸説が出てきています。ま、金大中を白昼堂々と埒する国ですからありえないこともないですが。ともあれブッシュが事前に情報を得ていながら何もしなかったのはほぼ確実のようですね。

加えてイスラエルがヤシン師をミサイルで殺しました(個人を暗殺するのに3発のミサイルを打つ神経は?)。シャロンによる確信犯のようですが、アメリカと言いイスラエルと言い、どうも彼らに働いている霊はまともではありません。これは以前も指摘したとおりです。かつてブッシュ礼賛記事を書いた在米の女性クリスチャンがいましたが、ほとんど幻惑されており、カルトです。もう一度繰り返しますが、ブッシュの霊はクリスチャンの霊ではありません。

世界は今、盲目の時代に入っています。何が真理で、何が偽りか、目に見えるもので判断するならば欺かれます。内なる御霊に頼ることです。御霊はイエスを証しする霊、イエスの御性質にふさわしいか否か、基準は神と人のただひとりの仲保者である人なるイエスにあるのです。

ヘブル5:13 まだ乳ばかり飲んでいるような者はみな、義の教えに通じてはいません。幼子なのです。5:14 しかし、堅い食物はおとなの物であって、経験によって良い物と悪い物とを見分ける感覚を訓練された人たちの物です。

イラクとウイルスと―真実の行方―

どうもアメリカというか、ブッシュの胡散臭さは極まれりの感が否めない。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040206-00000283-reu-int

田中氏も面白い論考を書いている(ちょっと古いが):

「ビンラディン逮捕劇の怪しさ」
http://tanakanews.com/d0313osama.htm

情報操作があることは否めない事実である。ちなみに私がマンションの理事長をやったとき、10年に渡って棚上げされていた敷地内バイク違法駐輪問題を一挙に、やや過激に一掃したことがある。

この時にマンション内の世論を理事会の意向に沿う形に誘導する情報操作を―そろそろ時効だから告白するが―私は意図的に行なった。世論を自分につけて目的を達したわけである。マンションの管理組合理事会ですら・・・いわんやアメリカの国家戦略においてをや、である。

この論考の中で田中氏は、アメリカ世論の思考停止(エポケー)はいつまでか、と問うているが、この思考停止はまさにカルトの特徴である。リーダーや教祖の資質・行動の是非を論じることがタブーとされる病理である。物を自由に言えなくなったとき、人の尊厳は傷つけられ、それはすなわち闇の勢力が何でもなし得る土壌ができることを意味する。なお、今週のメッセージではMCのメカニズムを解き明かしています。

一方でアルカイダが核武装しているという情報もある。真実は一体どこに・・・?

 * * *

中国では渡り鳥1万羽が飛んでいる最中にバタバタと地上に落下してきたとか。古のイスラエルが荒野をさ迷った時、「肉が食いたい」とつぶやいた際、ウズラが降ってきた光景を彷彿とするが、しかし不気味である。加えて鳥ばかりではなく豚にもウイルスが感染しているとかいないとか・・・。

肉食はアダムとエバが罪を犯し堕落して後、神が許されたが、これはキリストの贖いと関係する。われわれのいのちを維持するためには血の犠牲が必要であることを覚えるためであるが、人類はそれを忘れて、肉食を当然のことにしてしまった。その報いであるかのような今回の一連のウイルス騒動である。

一体人類は何を食えばよいのか?とヒステリックな気持ちにもなりかねないが、ちなみに私は肉は必ずしも食べなくともやって行けるので、蛋白源には豆腐で十分なのである。この時期湯豆腐は最高ですよ^^

大義なきアメリカと自衛隊派遣

ケイ調査団長がイラクの大量破壊兵器はなかったとの報告をして、いよいよアメリカの大義は揺らいでいる。アメリカ兵の自殺者も増加している。その中で大義なき自衛隊派遣。彼らはいのちのリスクを賭してまで一体何のためにイラクに行くのか。

この件でもフェスティンガーの認知的不協和の理論が適用できる。みなさん、最初にアメリカの行動に対してどのように感じましたか?クリスチャン的にイスラエルの利益がどうのこうのと理屈をこねる前に、最初に不協和を感じませんでしたか?むしろキレイな尤もらしい理屈のスジが通れば通るほど、私はいかがわしさを覚えるのである(まあ、天邪鬼と言われればそれまでだが)。

私は当初からアメリカのカルト性を指摘してきたが、当時は別に客観的根拠があったわけではない。ただこの自分の直感的不協和をごまかさなかっただけだ。ただ「おかしい」と。クリスチャンは何か(イスラエルや再臨や神の国建設や伝道など)を大義にされると、思考停止と視野狭窄に陥り、容易に騙される傾向が強い。それも聖書の知識の豊富な一見熱心な人ほど(肉の熱心は危険!)。

今日カルト化する教会が増えている理由でもある。

ヤクザが来たりてイラク国民を解放した!?

イラク戦についてはクリスチャンの間でもケンケンガクガク。最近ケン・ジョセフとかいう御仁がよくTVでも出ており、アメリカは確かに国連決議によらず、独走したが、イラク国民が爆撃によってフセインの圧制から解放されることを喜んでいるので、以前はイラク戦反対であったが、自分は間違っていたとか語っているようです。

ある人に言わせると、フセインの横暴を警察(国連)に訴えたが取り合ってくれずにいたところ、ヤクザ(アメリカ)が介入してくれて、フセインの圧制から解き放ったようなものであるとのこと。やれやれ。

この人たちのこのような「信仰」は正直言ってコワイ。彼らは「御心が天になるとおり地にもなりますように」という主の祈りをどのように祈るのであろう。神の統治は愛であり、同時に義である。ヤクザによって解放されたイラク国民はこれから真の苦しみを経ることであろう。

面白いのはディスペンセイション主義のプレミレ的終末論(レフトビハインド系)を取る人は聖書の預言どおり世界は混沌の度合いを増しており、携挙と再臨が近い兆候だからむしろこのような事態は歓迎されるし、ポストミレの再建主義者によれば神の統治権を犯すものであり、よって断固糾弾すべしとなる。同じ聖書に立って正反対の評価が出ることはきわめて興味深い。

私はと言えば、プレミレであるが、前艱難期携挙は取っていないし、再建主義ではないが神の統治権をアメリカは犯していると前から言ってきた。アメリカは神に委ねられた権威の一線を越えている。よって神の裁きはあるだろう。神は人類の罪を結果として用いることはあっても、ブッシュはイスラエルの利益のため、また預言成就のために神が格別に建てたすばらしい神の器であるなどは、ほとんどカルト思考パタンである。

イラク戦が開始の際にも書いたが、主は何と言っているか、

 剣を取るものは剣によって滅びる

ブッシュよ、神の公義による裁きは貴殿の上にある。ネオコンに支配されたアメリカの命運は明らかである。

参考:イラク戦開戦に当たって→http://www.kingdomfellowship.com/Ministry/Articles/Iraq_War.html
神の御計画と陰謀論→http://www.kingdomfellowship.com/Column/flowing32.html

刺身が食べたい

きょうはまた休みが取れ、ゆっくりできました・・・と言いたいところですが、何やかやで追われておりました。あす1日の講義で大学は終わり、あさっての結婚式と主日のセレブレーションで仕事納めです。

目の前に温泉がチラチラとして来まして、あと一歩だ・・・と歯を食いしばっております(笑)刺身の美味いのを食べたいぞ。刺身と言えば、昔九州に仕事で出張した時、福岡空港で寿司屋に入ったのですね。すると時価の大トロがあるので、それを2カンと寿司一人前頼んだわけです。

大トロもあっさりと食べて、いざ勘定をしてもらうと、「五千円になります〜」とのこと。「えっ!」と一瞬頭が真っ白になりまして、頭の中で計算機がフル回転、「寿司一人前は1500円だから・・・ええ!・・・大トロ2カンで3500円!?」しかしここで取り乱してはみっともないので、落ち着き払ったフリをして、大枚の五千円を払って店を出た次第。冷や汗でした。しかし3500円の大トロの味が、記憶がブラックアウトしており(トラウマだ、PTSDだ)、どうしても思い出せないのです。

教訓:時価物はコワイ・・・

  *  *  *  *  *

アーミテージ国防長官が、「日本は国連との関係よりも米国との関係の方が重要であり、国連は二の次である」と堂々と言い出しましたね。イギリスに継ぐ重要な同盟国であるとも。どうも子ども扱いされていると感じるのは私だけでしょうかね。結局イラクへの拠出金も日本がダントツです。あと借金も棒引きにしろとも。

アメリカとニッポンの腐れ縁は、貢いでも貢いでも一人前に扱われない女と、他に本命がいるのに貢させることを目的に彼女をおだてる男の関係に似ていると感じているのですが。小泉さん、昨日中曽根氏が「もっときちんとしたビジョンを立てないと、人気はある時に急速に落ちるぞ」と"預言"していましたよ。
 
三島由紀夫ばりに、小弟もこの国の行く末を憂います。

ニュースの裏

今回、TBSのニュースの50年の歴史の特番をやっていた。ある時期に新聞のラジオ欄からテレビ欄に比重が移ったことを聞いてとても面白いと感じた。

人の感覚器でもっとも発達しているのが視覚野である。これは後頭部にあるが、目の網膜に写った光景を神経系での信号処理(まだよく分かっていない)により、視神経を通して、視覚野で統合される。

ところが最も欺かれるのも視覚である。私たちは自分が見ている物がリアリティと思うと大きな間違いで、すでに目玉において信号処理している段階で、ある種の歪が入っている。

例えば幻覚があるが、これは統合失調症の方ばかりでなく、実は私(一応正常と思っていますが^^)も見ることができる。シュルツの自律訓練法という一種の自己催眠のテクがあるが、私はこれで自由に変性意識状態に入ることができる。この時自律性除反応という筋肉の不随運動(ケイレン)などが起きてくるが、視覚野にはきれいな何色もの模様による幻覚の世界が展開する。また脳には電気刺激などによっても諸々の感覚を起こすことができるが、これはリアリティではない。

私たちがニュースに接する場合も実はその内容はすでに相当に歪曲されている。よくあるのはイスラエル側とパレスティナ側の情報合戦である。共に相当に歪曲された情報を意図的に流し合っている。コップに水が半分入った状態を、ある人は「まだ半分もある」とし、ある人は「もう半分しかない」とする。これで事実に対して色がつく。

今回カダフィがアメリカに降参し、他のテロ支援国にもアメリカに従うことを示唆したようだが、どうもカダフィとの交渉はすでに数年前からなされていたようである。しかしあえてこの時期に発表することにはどうもアメリカの意図がある。イラク戦の泥沼化を誤魔化すためである。日本に入る情報はまず真実を反映していないと考えた方が良い。この国では第1次情報を得ることはまず不可能である。特にクリスチャン・メディアはまだまだ幼稚である。情報をどのように処理し、判断をするか、神の言葉には鳩のように素直であり、世の言葉には蛇のように聡くあることが要求されている。

アメリカの本質は・・・?

結局アメリカの本質は何なのでしょう?改めて分からなくなりました。彼らは何を求めて、何を実現しようとしているのでしょう。「自由と民主主義」にだまされてはなりません。これは表の顔です。

今回NYタイムズが、例のフセイン捕縛の"We got him!"の会見は入念にデザインされたヤラセであったことをレポートしたようです。要するにプロパガンダですね。ブッシュのイラク入りといい、ハリウッドばりの演出です。

ちょっと考えてみてください。アメリカの理想論どおり世界のすべてが「自由と民主主義」国家になり、イスラエルもパレスティナからの脅威がなくなり、国家としてあの地を征服し、安泰となったとします。その時の世界はどんな世界となり、どのような社会が実現していると思います?多分にスタローンの「デモリッションマン」の世界ではないでしょうか?

田中氏のネオコンに関するレポートも面白いですから、いつもながら紹介しておきます。今後アメリカでも徴兵制が敷かれる可能性もあるようです。

ネオコンの裏と表(下)
http://tanakanews.com/d1219neocon.htm

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私もあと1週間。あすと月の入試、水、金の講義、そして27日の結婚式で今年の仕事は終わり。新しい主にある家庭の誕生は歓びですね。私たちも来年はいつのまにか21年目を迎えます。気持ちはいまだも新婚時代と変わっていませんが(^^)。27日にはDr.マルークの「超魔術」の隠し芸もご披露する予定です。さてさて結果は・・・。その後は伊豆の戸田の温泉です。