■靖国神社の基本知識■
Q:「靖国神社」には、どんな神さまが祀られているの?
A:前の所で「戊辰の役(戦争)」のお話しをしましたが、その時戦死された3,500余柱
(神さまの数をかぞえる時はひとりふたりではなく、ひと柱、ふた柱、と呼びます。)
をお祀りしたのが最初の神さまです。そして後には、戊辰の役(戦争)が
起きる前の嘉永6年=西暦1853年(アメリカのペリー提督が軍艦4隻をひきいて
神奈川県の浦賀沖に来た年で、みんな「黒船が来た」とびっくりしました)から、
幕末までの15年間に、国のために力をつくして亡くなった方々も一緒に祀られました。
それからも新しい日本の国づくりがしっかりできあがるまでには、
「佐賀の乱」や「西南戦役(戦争)」など国内の戦いがいくつかありました。
そのとき国のために亡くなった方々も祀られています。
こうして、天皇陛下を中心に立派な日本をつくっていこうという大きな使命は、
みなさんのご先祖さまのおかげでなしとげられました。
けれども、日本の独立と日本を取り巻くアジアの平和を守っていくためには、
悲しいことですが外国との戦いも何度か起こったのです。
明治時代には「日清戦争」「日露戦争」大正時代には「第一次世界大戦」
昭和になっては「満洲事変」「支那事変」そして「大東亜戦争(第二次世界大戦)」
が起こりました。明治天皇は、日露戦争がはじまるとき
「よもの海、みなはらからと思ふ世に、など波風のたちさわぐらむ」
(世界の国々はみな兄弟と同じはずなのに、どうして平和がみだれてしまうのだろうか)
という深いお悲しみの御製(天皇陛下のお歌)をお詠みになりました。
戦争は本当に悲しい出来事ですが、日本の独立をしっかりと守り、
平和な国として、まわりのアジアの国々と共に栄えていくためには、
戦わなければならなかったのです。こういう事変や戦争に尊い生命をささげられた、
たくさんの方々が靖国神社の神さまとして祀られています。
Q:神さまのことをもっとたくさん教えてください。
A:みなさんは、靖国神社にどれくらい神さまがいらっしゃるか、知っていますか?
答えは、なんと2,466,000余柱です。
こんなにもたくさんの神さまが、お参りするみなさんの前におられます。
神さま方のことをお話ししましょう。靖国神社の神さまの中には、
歴史の本やテレビドラマなどでみなさんもよく知っている橋本左内、
吉田松陰、坂本龍馬、高杉晋作など、江戸時代の終わり頃から明治時代のはじめにかけて
国のために活躍した人たちをはじめ、明治・大正・昭和の戦争で
戦死された多くの軍人が祀られています。
また、軍人ばかりでなく、女性の神さまが57,000余柱もいらっしゃいます。
(中略)
みなさんと同じくらいの少年少女や生まれて間もない子供たちも
神さまとして祀られています。
日本が今、平和で栄えているのは、靖国神社の神さまとなられた、
こういう方々のおかげなのです。
この方々が戦争の時、ご自分の生命までささげて守ってくださった
「私たちの日本」を、これからも大切にしていってください。
そして、みんなで靖国神社にお参りし、神さまに感謝の気持ちをささげ、
立派な人となることを誓いましょう。
白鳩たちも神社のお庭の上を飛びながら、
みなさんがお参りにこられるのを楽しみにしています。
(靖国神社のホームページより)