Kingdom Fellowship Church



Message Outlines

2011.05.01

神への近道(詩篇27編)

今私達の住むこの国は戦後未だかつて経験したことのない苦境に立たされています。震災被害・今なお続く原発事故の危機と放射能による環境汚染・今後予想される経済的影響・・・。山積みになるこれらの問題を人の考えや努力で切り抜けるられるような状況ではないことを、私達自身が肌で実感しています。さらにはこの震災が終末の時代の始まりを間近に予見させるものであり、患難時代へ向かう苦しみ・悩みの中へと世界的に突入して行くであろうことは、これまでに語られて来た通りです。しかし神はこの苦しみの時だからこそ、ご自身に近づけと私達を招かれます。神への近道と
しての苦しみを経る訓練の時。刈入れの携挙に備える霊的成熟の時。地上の目に見えるものが何一つ役に立たなくなる時代だからこそ見ることができる永遠の望み。永遠の価値を持つもの。 主が今だからこそ私達に与えようとしているものを、存分に受け取るべきではないでしょうか。


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◎御言葉を知る(詩篇119:67,71)
  67節-わたしは苦しまない前には迷いました。しかし今はみ言葉を守ります。
  71節-苦しみにあったことは、わたしに良い事です。これによってわたしはあなたのおきてを学ぶ
  ことができました。
      ・イザヤ書40:8
           草は枯れ、花はしぼむ。しかし、われわれの神の言葉はとこしえに変ることはない。
      ・イザヤ書55:11
           このように、わが口から出る言葉も、むなしくわたしに帰らない。わたしの喜ぶとこ
           ろのことをなし、わたしが命じ送った事を果す。

◎苦しみの時神が語られる
  1列王記19章 神の計画を語られた
  ヨブ記33:19-28 救い主(仲保者)イエスを知る《愛》

◎希望に至る
  ローマ5:3,4 患難→忍耐→練達→希望《希望》
  練達=「試験済みの信仰と試練を経た真実」《信仰》
  ・1ペテロ1:7
      こうして、あなたがたの信仰はためされて、火で精錬されても朽ちる外はない金よりもはる
      かに尊いことが明らかにされ、イエス・キリストの現れるとき、さんびと栄光とほまれとに
      変るであろう。
  ・2コリント4:16,18 永遠の重い栄光(2コリント5:1・) ・
  ・マタイ6:19-21 天に宝を積む
      1コリント3:12 金銀宝石(永遠の宝たる命のあらわれ)
      コロサイ3:1-4 上にあるものを思うべき(心のある場所)

◎神に近づく道(詩篇27篇)
      ヘブル4:14-16(2:17,18)
      ヘブル人への手紙の構造=幕屋(外<庭>から内<至聖所>への招き)
           「仮屋のうちにわたしを潜ませ(詩篇27:5)」
      ヘブル10:19-22 聖所から至聖所へ 「幕屋の奥にわたしを隠し(詩篇27:5)」
      ヘブル12:22-24 至聖所から天へ
           「岩の上にわたしを高く置かれる(詩篇27:5)」
      ヘブル13:12,13 1コリント15:50 至聖所に入る条件
      ヘブル12:5-11 訓練の必要性
           「主が悩みの日に(詩篇27:5)」 ヘブル4:14-16
       この部屋こそ天での私達の我が家 ヨハネ14:1-3

      詩篇27:4
             「わたしは一つの事を主に願った、わたしはそれを求める。わたしの生きるかぎり、
      主の家に住んで、主のうるわしきを見、その宮で尋ねきわめることを。」