Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2009.02.15


肉に勝利する秘訣

肉とは霊が死んで神から切り離された人の魂と体による生き方です。これは私たちの大脳に焼きこまれており、その習性がついております。肉は内住の罪と自己からなりますが、神は内住の罪を御子の肉体にあって処罰しました。また私たちの古い自己が十字架で死んだことにより、罪は私たちの意志の同意がない限り支配することはできません。しかし霊が新しくされた私たちも、まだ肉体が古い創造に属する以上、古い大脳の影響を受けざるを得ないのです。よってクリスチャンであってもいくらでも罪を犯します。そのため、自己を否む必要があります。しかしこれは魂や体の機能を殺すことではありません。その中のエネルギーがどこからくるかの問題と、私たちの意志が神の意志と調和しているかどうかの問題なのです。生まれつきのエネルギーであれば、私たちの魂は安定せず、不安や緊張をたえず覚えるでしょう。御霊のエネルギーであれば、魂は安息し平安と喜びの中で神とひとつである幸いを覚えるでしょう。肉と戦うのではありません、肉はすでに十字架につけてしまっています。この事実に立つ時、死が働き、肉の働きは抑えられるのです。神の側で成すべき事はすべて成されています。あとは私たちが意志を用いて、自分のエネルギーで生きるのか、御霊のエネルギーで生きるのか、その選択です。たとえ失敗しても、すでに血は流れており、私たちは告白によって良心を清めていただけるのです。また敵の罪定めに対しても御言葉を宣言して対処できるのです。私たちキリスト・イエスにある者は罪定めされることはありません。


<<週報メッセージアウトライン>>
pdfファイル)


@肉(flesh)とは:霊が死に、神から切り離された人間が、自分の魂(思い・意志・感情)と体だけで生きること(創世記6:3;エペソ2:1-3)
A肉の二面性:内住の罪(Sin;ローマ7:18-20)と自己(Self;ローマ7:18)
B肉の性質:腐敗しており、改善の余地はない→死のみ(戦うのではない!)
C神の側の対処:古い私を十字架につけ(ローマ6:6)、内住の罪を御子の肉体において裁いた(ローマ8:3)→今の私が同意しない限り罪は私たちを支配できない(ガラテヤ5:24)
D私たちの責任:自己の十字架を負い(ルカ9:22-23)、御霊に従う(ガラテヤ5:16-18)→大脳は古い創造に属するため、新しい霊と心を得た私たちもその影響を受ける
E失敗した時の対処:告白と血と御言葉(ロゴス)の適用により良心と敵に処する(1ヨハネ1:9;3:20;ヘブル9:14;黙示録12:11)


●暗証聖句●

わたしが言いたいのは、こういうことです。霊の導きに従って歩みなさい。そうすれば、決して肉の欲望を満足させるようなことはありません。

肉の望むところは、霊に反し、霊の望むところは、肉に反するからです。肉と霊とが対立し合っているので、あなたがたは、自分のしたいと思うことができないのです。

しかし、霊に導かれているなら、あなたがたは、律法の下にはいません。

わたしについて来たい者は、自分を捨て、日々、自分の十字架を背負って、わたしに従いなさい。