Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2008.07.13


時を見る目S

バビロン化した世と教会の様は2テモテ3章に記述されています。今日、まさにこの状況が展開している事は誰にも否定できないでしょう。その本質は自分を愛し、自分を高め、自分に頼り、結果として神を偽りとし、神を畏れない者となるのです。悪魔は教会の初期においては迫害によって破壊を目論みましたが、教会は世の権力政治と結合し、今日は偽りが実に巧妙に侵入しているのです。今日の悪魔の仕業は自分を大切にすると言うモットーの下において、偽りによってクリスチャンたちの思いを腐敗させることです。つまり家の中に忍び込み、内部から腐敗と崩壊をもたらすのです。これは個々の交わりにおいても、教会全体でも同じことです。エバが蛇のささやきに耳を傾けた時、彼女の思いは汚され、肉が疼き、罪の行為へと落ちました。サタンは現代にあっても、これと同じ手法を実に巧妙にしかけているのです。サタンの武器は偽りです。彼が偽りを語る時、それは本性に従っているのです。今日にあっては、見かけ上高尚な思想や科学や哲学や自己啓発の形ですが、その根底に流れるのはグノーシスであり、ヒューマニズムであり、ニューエイジであり、究極的には「人類に十字架は不要である」と言う示唆です。今日サタンは焦っています。したがって彼の業も焦りがあり、いろいろなボロが出て来ています。政治の世界でも、経済の世界でも、科学の世界でも、思想の世界でも、キリストの十字架に敵対するほどに、その無知をあらわにし、自分の本性を明らかにしてしまうのです。よって中傷する者、批判する者、嘲る者には自由にさせておけばよいのです。偽りの舌は必ず自ら落ちていきます。それはヤンネとヤンブレがモーセに逆らった時と同じです。神の裁き、宮清めは、まずニッポンキリスト教から始まるでしょう。


<<週報メッセージアウトライン>>
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=バビロン化した有様=

聖書:2テモテ3:1−8

(1)自分との関係:自分を愛する→金銭を愛する→ほらを吹く→高慢になる→神をあざける→両親に従わず→恩を知らない→神を畏れない

(2)他者と神との関係:情け(自然の肉親の情)を知らず→和解しない(条約・協定に入らない)→中傷する(偽りの告発)→節度を失う(自制喪失)→残忍となる(憐れみを示さない)→善を好まない(善を嫌悪する)→裏切り→軽率(感情で振り回される)→思い上がり(プライドで盲目となる)→神よりも快楽を愛する→信心を装いつつその力を否定

(3)悪魔による攻撃の方法:
  @迫害(ローマ初期)、A偽り(ローマ末期)、B妥協(中世)、C侵入(現代)
  →内部よりの腐敗を目論む;家の中に入り込み、愚かな女をたぶらかす、学びつつも真理
   に達しない(6-7節)
   (ヤンネとヤンブラは伝承による魔術師の名、cf.出エジプト7:11)

(4)知性(思い)が腐敗する、信仰の失格者となる(=キリストに対する信頼を放棄する=自分に頼る);しかし無知が暴露され、蔓延ることはない

(5)神の裁きは神の家から始まる(ヨハネ2:14-18;1ペテロ4:17):ニッポンキリスト教は今後悲惨な状況に陥る→残される少数の者となれたら幸い(黙示録3:4)

(6)信仰に立つ鍵:自分に頼らない(否む);金銭に頼らない;へりくだる;神をあがめる;権威に従う;神を畏れる→神と他者の関係が正常化される
・特に思いをガードする(2コリント11:3;2コリント10:5;2テモテ2:23)