Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2006.06.25

知恵の祝宴


知恵はいけにえを捧げ、ぶどう酒を調合し、わきまえのない者たちを祝宴に招いて下さいます。もちろんこれはキリストの祝宴への招きです。ご自身を聖なる捧げ物として捧げ、贖いのみ業を成し遂げ、今ぶどう酒にはいのちが調合されています。旧約と新約の究極的な違いは、前者は影であり、後者はその本体であり、キリストはいのちを与える霊として、私たちにいのちを下さるのです。ぶどう酒は新しい契約の徴であり、いのちを楽しむことによって得られる喜びを表します。私たちは単なる普通の人ですが、主の宴会に招かれ、このぶどう酒を飲み、主ご自身を楽しむことができるのです。祝宴に招かれる人は多いのですが、本当にその祝宴の食べ物に与り、ぶどう酒を飲む人はあまり多くはないのです。聖霊がもたらすいのちの喜びを知るクリスチャンはわずかです。おろかな女はまっすぐに歩む者たちに語りかけ、自分のおろかな誘惑へと誘いますが、私たちは聞く言葉に注意して、まっすぐにいのちの道を歩みましょう。私たちが信じたとおりに、私たちは実を得ることができます。霊的世界のすべては私の信仰にかかっており、信仰はキリストの言葉を聴くことにより生まれ、持つ者はますます豊かになるのです!


<<週報&メッセージアウトライン>>
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1.祝宴に招かれる(箴言9章;ルカ14:15−24)

@知恵は家を建て、7本の柱を据える(1節):礎石なるキリストはご自分の上に家を建てる(エペソ2:22;1ペテロ2:5);教会には柱がある(ガラテヤ2:9;1テモテ3:15;黙示録3:12)
Aいけにえをほふり、ぶどう酒を調合し、食卓を備え、思慮に欠けた者たちを集める(ルカ14章):いけにえ=キリストでもあり(エペソ5:2)、私たち自身でもある(ローマ12:1);新しいぶどう酒(聖霊)にはいのちが調合されている(ヨハネ6:63;ガラテヤ3:21);イエスは私たちを祝宴へと召される
B知恵の奨励(4-9節):食事を食べよ;調合されたぶどう酒を飲め;わきまえを得て生きよ
C戒め(7-9節):戒めを与える人を選ぶ必要性(マタイ7:6)→人は批判を受けるときその本質が明らかになる(マタイ5:11-12)
D主を知ることは知恵のはじめ;聖なる方を知ることは悟り(10節)→いのちの日々は長くされる(11節)
E知恵を得れば、自分のものとなるが、それをあざければその責任を自ら負う(12節):信仰の歩みは人が代わることはできない(マタイ8:13);神の前でそれぞれが申し開きをする(ローマ14:12)
Fおろかな女の招きに対する警鐘(13-18節):エバに対するヘビのささやき(創世記3章;2コリント11:3)



■暗証聖句■箴言9章

9:1 知恵は自分の家を建て、七つの柱を据え、
9:2 いけにえをほふり、ぶどう酒に混ぜ物をし、その食卓も整え、
9:3 小娘にことづけて、町の高い所で告げさせた。
9:4 「わきまえのない者はだれでも、ここに来なさい。」と。また、思慮に欠けた者に言う。
9:5 「わたしの食事を食べに来なさい。わたしの混ぜ合わせたぶどう酒を飲み
9:6 わきまえのないことを捨てて、生きなさい。悟りのある道を、まっすぐ歩みなさい。」と。
9:9 知恵のある者に与えよ。彼はますます知恵を得よう。正しい者を教えよ。彼は理解を深めよう。
9:10 主を恐れることは知恵の初め、聖なる方を知ることは悟りである。
9:11 わたしによって、あなたの日は多くなり、あなたのいのちの年は増すからだ。
9:12 もし、あなたが知恵を得れば、その知恵はあなたのものだ。もし、あなたがこれをあざけるなら、あなただけが、その責任を負うことになる。