Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2006.04.23

言葉の務めB


私たちの言葉は私たちの心の表現です。言葉とそれを語る人はひとつです。私たちは正しい言葉を語り合う必要がありますが、「正しい」とは人間的基準によるものではなく、神の標準、すなわち神の言葉に従うことです。言葉の務めの鍵は、神のみ言葉を正確に理解し、それを味わい、それを経験することによります。神の言葉は神ご自身の心であり、神ご自身と一体ですから、言葉を味わい、言葉を経験することは、神を味わい、神を経験することと同じです。これからしばらく神がどのような方であり、何をなされ、また何をなして下さるのかを交わりたいと思います。まず父の御心を知ることが大切です。天地創造の前から父なる神の心の中には私たちがあったのであり、その神のビジョンが生まれたときに私たちの運命はすでに決まったのです。神のビジョンは必ず成るからです。ある意味で私たちは神と命運を共有するものであり、神とひとつとされている存在です。父は私たちをキリストにあって選ばれ、聖なる者とし、恵みをあふれさせ、神をたたえる者としてくださり、秘められたご計画に与らせ、キリストにあってひとつにまとめてくださり、その保証として聖霊の証印を下さったのです。父なる神はすべてのことを働かせてこのご計画の成就のために益としてくださるでしょう。究極は私たちのうちにキリストが造られることであり、それは神の言葉が私たちのうちに構成されることによるのです。御言葉をそのままに味わい、経験するために、私たちの心を神の心にチューニングしましょう。




1.言葉と心

@言葉はその人格(心)そのもの:善い人は良いものを入れた心の倉から良いものを出し、悪い人は悪いものを入れた倉から悪いものを出す。人の口は、心からあふれ出ることを語るのである(ルカ6:45)

A正しい言葉を語る:どうか、あなたがたの心を励まし、また強め、いつも善い働きをし、善い言葉を語る者としてくださるように(2テサロニケ2:17)
→正しいとか善い言葉とは人間的基準によるのではなく、神の標準(御言葉)による



2.神の言葉を語る準備は正しい神の認識と経験

@父なる神の御心(エペソ1章)

・恵みと平安は父と子から(2節)
・父はほめられるべき方であり、私たちを祝福してくださった(3節)
・天地創造の前から私たちを愛し、聖なる者にするために選んで下さった(4節)
・神の子にすることを定めておられた(5節)
・輝かしい恵みを私たちがたたえるため(6節)
・御子の血によって贖われ、赦されたが、これは恵みによる(7節)
・恵みをあふれさせ、知恵と理解を超えた秘められた計画を知らせてくださった(8-9節)
・すべてはキリストにあってまとめられる(10-11節)
・その保証として聖霊の証印を受けた(13-14節)
・神の御心にあることはすでに成就している→私たちはその神のビジョンの中におかれていた
・ポイントは私たちの内面も外面もすべてを神の御心にチューニングする事