Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2006.02.05

神のエコノミーR

−祭司の任職−

アロンとその子らは祭司の任職を受けました。私たちも全員が祭司です。その任職は神によります。まず一頭の雄牛と二匹の傷のない小羊、酵母を抜いたパンと、オリーブ油を混ぜた酵母抜きの丸いパン、オリーブ油を塗った酵母抜きのパン、これらをすべてひとつのカゴにいれ、雄牛と小羊は次週に解説します。酵母は外見だけを膨らめる種であり、これを私たちの間から排する必要があります。純粋なパン種を抜いた祭りをする必要があるのです。今日人を喜ばせるパン種が大いに教会に入り込んでいます。人が喜ぶものは神は喜ばれません。かくしてヒューマニズムが蔓延りメガチャーチなどの人間主体の”教会”が誕生しています。またパンはキリストの体を表し、上等の小麦粉からできています。ひとつはオリーブ油を混ぜ込んだパン、これは受胎の時からキリストの内に住まわれた聖霊を意味し、またキリストの体である私たちの内に住まう御霊を意味します(内的満たし)。ひとつはオリーブ油を塗られたパン、これは私たちが働きや証しのために力として聖霊を受けることを意味します(外的満たし)。私たちにおいてこの内的満たしと外的満たしのバランスが取れている必要があります。そしてこれらのパンはすべてひとつのカゴに盛られてささげられるのです。このカゴとはもちろんキリストの言葉と業、そしてパースンを証しする聖霊です。聖霊を受ける時にキリストがなされたすべてが私たちのものとなるのです。



1.神のご計画(=オイコノミア)

・神の家族を得、その家族の中で管理・配分・配剤を行うこと(エペソ1:10;3:2;テトス1:7)

・究極的には神の子たちの出現(ローマ8章)


2.幕屋建造の順序(出エジプト25-30章;1コリント2:9)

@契約の箱→パンの机→燭台→幕屋の幕→壁板・横木→至聖所の垂れ幕→入り口の幕→祭壇→庭→常夜燈→祭司服→聖別→祭壇→いのちの代償→手足の清め→聖別の油→香料

M祭司の任職(出エジプト29:1-3):

( i ) 聖別の儀式:

・私たちはみな祭司(1ペテロ2:5,9;2コリント3:5,6)
・若い雄牛1頭,傷のない雄の子羊2匹→罪を取り除く神の子羊イエス(ヨハネ1:29)
・酵母抜きのパン→外見を膨らめる種を抜く(マタイ13:33;1コリント5:7、10:16)
・オリーブ油を混ぜた酵母抜きの焼いた小麦粉の輪形のパン→いのちとしての聖霊の内住(マタイ1:18;1コリント6:17;ヨハネ14:16,17,19)
・オリーブ油を塗った酵母抜きの薄焼きパン→外なる聖霊の満たし(ルカ3:22;使徒行伝の注ぎ)
・すべてをひとつのかごに入れ共に捧げる→カゴとはイエスの言葉とわざとパースンを証しする聖霊であり、これらの祭司職の任職の条件がイエスの内にすべてあることを意味する(つづく)


■暗証聖句:1コリント5:7-8;6:17;ヨハネ14:16,17;使徒1:8

新しい粉のかたまりのままでいるために、古いパン種を取り除きなさい。あなたがたはパン種のないものだからです。私たちの過越の小羊キリストが、すでにほふられたからです。ですから、私たちは、古いパン種を用いたり、悪意と不正のパン種を用いたりしないで、パン種のはいらない、純粋で真実なパンで、祭りをしようではありませんか。

しかし、主と交われば、一つ霊となるのです。

わたしは父にお願いします。そうすれば、父はもうひとりの助け主をあなたがたにお与えになります。その助け主がいつまでもあなたがたと、ともにおられるためにです。その方は、真理の御霊です。世はその方を受け入れることができません。世はその方を見もせず、知りもしないからです。しかし、あなたがたはその方を知っています。その方はあなたがたとともに住み、あなたがたのうちにおられるからです。

しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。