Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2005.11.13



神のエコノミーI

−契約の箱の中身−

モーセ律法は配剤的にキリストが来るまでの養育係として与えられましたが、いのちを与えませんでした。それはレビ系の祭司制度によりますが、コラたちはモーセに反逆したとき、部族の名前の書いた杖を神の前に差し出し、レビすなわちアロンの杖にのみ芽が生えました。これはまことの祭司は死と復活を通してのみ全うされることの予表です。かくして死と復活をとおっていないの者は絶たれるのです。神が私たちを聖別される原則は死と復活を通してです。イエスご自身でさえ、死と復活を通してのみメルキゼデク系の大祭司としていのちの力によって立てられたのです。私たちはいのちに使える祭司として、その資格は神から受けるのです。そのために私たちは絶えず自らの上にイエスの死を帯びる必要があります。その時人の中にいのちが働くのです。これが新薬の祭司の務めです。そのためにイエスは律法を成就されました。これは彼が有資格者であることを証明し、さらにその効力を私たちに伝達して、私たちを義とし、さらにいのちを与える霊として私たちのうちに生きられ、私たちが霊に従うときに律法の要求が私のうちに全うされるためです。かくして古い欠陥のある律法は廃棄され、新しい律法、すなわちいのちのみ霊の法則が私たちのうちに働くのです。契約の箱の中身である3つのものはまさに私たちの神のみ前におけるいのちの経験であり、それをキリストが私たちのうちにもたらし、御霊が私たちのうちで全うされるのです。こうしてまことの新約の奉仕者・祭司として建てられていきます。



1.神のご計画(=オイコノミア)

・神の家族を得、その家族の中で管理・配分・配剤を行うこと(エペソ1:10;3:2;テトス1:7)

・究極的には神の子たちの出現(ローマ8章)


2.幕屋建造の順序(出エジプト25-30章;1コリント2:9)

@契約の箱→パンの机→燭台→幕屋の幕→壁板・横木→至聖所の垂れ幕→入り口の幕→祭壇→庭→常夜燈→祭司服→聖別→祭壇→いのちの代償→手足の清め→聖別の油→香料

E契約の箱(=キリスト)の中身(ヘブル9:4;2歴代5:10;cf.黙示録2:17)

(b)芽の出たアロンの杖(民数記16-17章)

 ・祭司の条件:死と復活(1コリント15:3-4;ヘブル7:16-28;2コリント3:5-6)
 ・包括の原理:レビ系がメルキゼデク系に対して1/10を捧げた(ヘブル7:9)
 ・私たちの経験:死と復活の原理の適用(ピリピ1:21;3:10;コロサイ2:20;2コリント4:
 10-12;)


(c)律法の2枚の石版

 ・キリストのうちに内在化された律法→キリストがまっとうする
 ・私たちのうちに内在化された律法→御霊によって歩むとき私たちのうちにまっとうする(
 ヘブル8:10-13;ローマ8:4)
 ・いのちの御霊の法則はモーセ律法の上位互換



■暗証聖句:ピリピ1:21;ローマ8:4

わたしにとって生きることはキリスト死ぬことは益なのです。

それは、肉に従ってではなく、霊に従って歩む私たちの内に、律法の要求が満たされるためでした。