Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2005.05.08



いのちの務め(25)−良き地の生活@―

人は善悪の木の実を食べて後、いのちの木から切り離されて神から独立して生きる生き方に落ちました。神は人類を単なる倫理的宗教的な生き方へではなく、いのちに頼る生き方へと回復しようされます。いのちの法則に乗った生活であり、それはキリストにあって可能となります。キリストは私たちが得た良き地の分であり、分け前であり、割り当ての地です。この良き地に入ることができたのは出エジプトしたヨシュアとカレブであり、他の人々は荒野で滅ぼされました。理由は信じなかったからです。私たちは信者であり、信じる者であり、良き地の安息に入ることができます。この地での生活にはひとつの原則があります。ヨルダン川を渡る時、信仰の一歩を踏み出すこと。キリストと共なる死の記念碑を建てること。割礼を受け、痛みを知ること。マナが止み、自ら労してその地の収穫物を食べること。この地の特徴は乳と蜜の流れる地であり、あらゆる豊かさに満ちている土地です。それはキリストの富そのものです。そこから自分で労して収穫物を得て、それを食べる必要があります。マナを食べる幼子の生活から、自分で労する大人に成長する必要があります。具体的には御言葉を読み、食べ、祈り、賛美する生活を確立する必要があります。与えられるメッセージ(マナ)で養われるのではなく、自分で発掘するのです。こうして一人ひとりが自ら立つことができるようになります。自立したクリスチャンとなりましょう。




1.神のご計画

善悪の路線(神からの独立)→いのちの路線(神に頼る)への回復


2.イスラエルの歴史

(1) エジプト→荒野→良き地

@ エジプト:パロの支配下(出エジプト1:11)
A 紅海の渡り:水のバプテスマ(cf.1ペテロ3:20,21)
B 荒野:魂の経験・シナイ山=律法(出エジプト31:18、ガラテヤ4:24,25)
C ヨルダン川の渡り:信仰による一歩(申命記3:25、ヨシュア3章)
D 良き地:霊におけるキリストの経験(ヘブル11:39,40)


(2) 良き地の特徴

@ 広い良い地(出エジプト3:8)→安息の地(ヘブル4章)とあらゆる豊かさ(エペソ3:16-20)
A 高い地(申命記32:13)→昇天の地(エペソ2:6)
B 天からの雨で潤され、神の目が注がれている地(申命記11:11,12)→あらゆる必要の満たしと主の顧み(ピリピ4:19、1ペテロ5:7)


(3) 良き地の生活

  @ 割礼の経験(ヨシュア5:2)→痛みの経験
  A 自分で産物を収穫する生活(ヨシュア5:12)→マナは止む
  B 抜き身の剣を持つお方との邂逅(ヨシュア5:13)→御言葉の剣を持つ方(黙示録1:16)



暗証聖句:ヨシュア5:11-12

過越のいけにえをささげた翌日、彼らはその地の産物、「種を入れないパン」と、炒り麦を食べた。その日のうちであった。彼らがその地の産物を食べた翌日から、マナの降ることはやみ、イスラエル人には、もうマナはなかった。それで、彼らはその年のうちにカナンの地で収穫した物を食べた。