Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2004.06.06


神の約束と成就B

創世記においてアダムとエバが罪を犯した後、私たちも罪を犯しました。彼らに対する神の宣告は私たちにも下りました。彼らは肉の欲、目の欲、暮らし向きの自慢の誘惑に負けたのです。同時にサタンに統治権を明け渡し、いのちの木から切り離されました。サタンは人間の権利を横取りしたのです。かくしてこの世はサタンの支配下に置かれました。しかし神はキリストの血と皮衣を約束して下さっています。キリストはサタンの誘惑に対して、人として勝利されました。そしてあらゆる権威が彼に授けられました。今やキリストにつく私たちは主とひとつの霊であり、キリストの得たものはすべて私のものです。まず正確な知識を得てください。無駄な労力から解かれるためです。すでに神がキリストにあってなされたことを私たちは信仰によって得ればよいのです。敵の策略は偽りです。彼は偽りの父だからです。思いを真理によって満たしましょう。あらゆる敵の放つ火の矢を無防備に受けてはなりません。教えの風に吹き回されてはなりません。キリストの内にとどまることです。キリストに生きていただくことです。世はますます悪くなるでしょう。私たちはますます輝くようになるのです。サタンは敗北者です。目に見えるものによらず、信仰によって歩むこと。勝利の鍵はここにあり、私たちの勝利は確実です。なぜならすでに勝利者だからです!


1.最初の人アダムの失敗
 @ エバは騙された(2コリント11:3;1テモテ2:14)
・ 問いかけ→応答→見る→まことに食べるのに良く(=肉の欲)、目に慕わしく(=目の欲)、賢くするという(=暮らし向きの自慢)その木はいかにも好ましかった→行動(=罪)→霊的な死
 ・ アダムは知っていて罪を犯した(ローマ5:12)


 A アダムが罪を犯したとき、私たちは彼の中にいた→私も罪を犯した→神の呪いを受けた→罪の下に売られる存在となった(ローマ7:14)

 B 人はいのちから切り離され、統治権も失った→サタンとその配下の者は世の支配権を横取りし、人に自由にアクセスし、人間性を貶めることができるようになった

2.創世記の神の約束
 @ 神はアダムとエバに皮の衣を着せた→贖いの予表(ローマ13:14)


 A 皮の衣を作るには血が流れる→いのちの犠牲(ローマ6:23)
 
3.第二の人・最後のアダム(=イエス)の人としての勝利
 @ イエスは私たちと同じようにあらゆる面で試みられたが、罪は犯さなかった(ヘブル4:15)


 A悪魔の試みのチャネル(ルカ4章;1ヨハネ2:16)
  ・石をパンに変えよ(=肉の欲)
  ・神殿の頂から飛び降りよ(=目の欲)
  ・私(=サタン)を拝めば世の栄華を与える(=暮らし向きの自慢)


 Bイエスの勝利→聖書に「・・・」と書いてある!

 Cイエスが勝利した時、キリストにある私たちも勝利した!→ひとりの人によって義といのちがもたらされた(ローマ5:18)

 D主は天と地のすべての権威を得た(マタイ28:18)

4.勝利の鍵
 @ 知識を持つ:
  ・ 終わりの時代の敵の策略は偽り;サタンは偽りの父(ヨハネ8:44)
  ・私たちはすでにキリストにあって勝利した(ローマ8:37)
  ・キリストはあらゆる敵に打ち勝つ権威を下さった(ルカ9:1;10:19)
  ・神が守ってくださるので悪しき者は手を触れることができない(1ヨハネ5:18)


 Aキリストの領域にとどまる→主につくものは主とひとつの霊(1コリント6:17)

 B思いをガードする→敵の攻撃と戦場は私たちの思い(2コリント11:3;エペソ6:16;1テモテ6:5;2テモテ3:8)

 C目に見るものに頼らない→敵は現象をアレコレと起こして撹乱する(2コリント4:18;5:7;ガラテヤ3:11)