Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2004.03.28


豊かな交わりを養う(2)

私たちの感情は本来霊で受けた神の霊的な愛を魂の中へと実体化する役割を持っています。しかし人は魂を肥大化し、霊と切り離して魂を使って来たために、感情はしばしば不安定にされています。感情は真実を反映せず、しばしば私たちを欺きます。しかし霊が強くされるにしたがって、感情のうちには神の愛が反映し、その甘さによって油塗られ、しっとりとしっくりと滑らかにされるのです。こうして感情はますます豊かになり、私たちの内的生活は潤いのある芳醇なものとされます。感情が機能しなかったら人生は味気ない砂をかむものとなってしまいます。クリスチャンは感情を取り扱っていただくほどに、神との交わりも豊かになり、また私たちの感情を通して神の霊が豊かに流れるようにあります。イエスはきわめて感情経験が豊かだったのです。神の憐れみ、神の慈しみ、神のうめき、神の喜びをそのままに流し出すことができた方でした。感情が自由を得るならば、私たちは豊かに神によって用いられます。ブロックした感情を御霊の愛によって溶かしていただくのです。ブラザー・ローレンスの経験は大いなる助けとなります。絶えず神を思うことにより、甘美な、麗しい神の臨在に絶えず留まることができたのです。彼はこの神のふところに憩う経験を「聖なる怠惰」、「祝された自己愛」と呼んでいます。

1.霊の機能

良心(Conscience)、直覚(Intuition)、交わり(Fellowship)


2.霊(交わり)と感情

@感情の役割:神の愛が霊で実体化され、それが感情に投影され、神の愛を感じることができる→内的生活を豊かにする

A感情はひとつのパイロットランプではあるが、真理や真実を必ずしも反映しない

 ・間違った感情の使い方:環境→感情→意志→反応

B感情がなければ人生は砂をかむものとなる→離人症(分離による自己防衛機制)

C感情の取り扱い→押さえ込まず、流し出すこと

 ・哀歌2:18-19の勧め
 ・エレミヤの絶望(哀歌3:54)→エレミヤの叫び(55節以降)
 ・霊と魂が切り分けられること→絶えざる臨在を享受する
 
D
ブラザー・ローレンスの経験の証し(別紙)