Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2002.05.12

真理の実践シリーズ


教会の真理と実行

キリストのいのちを吹き込まれた存在が教会であり、歴代の全聖徒から構成されます。これは教会の普遍的な面です。対して現在この地において触れることのできる交わりが地域教会です。キリストの体である教会を建て上げるために、使徒、預言者がキリストの土台の上に教会をすえ、伝道者と牧者・教える者が建て上げます。この職制は普遍的教会の建て上げの務めのための教会に対する賜物です。対して個人に与えられる賜物はその地域における交わりを育て、地域教会の建て上げのためです。私たちはキリストの体の肢体として必ず分があり、その分に応じて、交わりの中で機能する必要があります。地域教会の運営は牧師が中心に仕切るものではなく、いのちの成長の進んだ長老と執事と聖徒たちによってなされるものです。ここで大切なのはミニストリーと教会の違いです。ミニストリーはある個人に対して主から託されたものであり、キリストの体全体のためのものです。これはキリストの体を建て上げるという神の働きに資するものです。対して教会はその地ごとに主に対して直接の委託と責任をになって、その地において燭台として輝き、また宣教し、また証しする存在です。その中心は一人一人の聖徒であり、全員が神の祭司として、それぞれの分に応じて体に関わる必要があります。もっとも大切な点は私たちを結ぶのはキリストのいのちであり、このいのちを互いに養い、満たし合い、交換し合うときに体のひとつが実現します。それは御霊にある甘い交わりであり、互いを通して流れるキリストの霊に触れることなのです。


1. 御霊の満たしの二面性

  @いのちの満たし=内面的本質的満たし(pleroo)

  A力の満たし=外面的機能的満たし(pletho)


2.教会の二面性

  @普遍的教会=キリストの体:いのちを吹き込まれたすべての聖徒から構成される

  A地域的教会=私たちが具体的に接する対象:各地ごとに燭台として輝く、証と宣教の

   委託、キリストの意志の実行


3. 黙示録における教会歴史(別紙


4. 教会の運営

  @原則1:霊的にはキリストが主権者(エペソ5:23)

  A原則2:すべての人は祭司であり、分け与えられた分がある

  B職制:

    a)教会への賜物:使徒、預言者、伝道者、牧者・教える者(エペソ4:11、1コリ12:28)

     →体(教会)の建て上げのため i.e. the Ministry(同12節)

       i )使徒と預言者の上に建てられ、土台はキリスト(cfマタイ16:18,19)

      i i )伝道者と牧者・教える者は建て上げのわざ

    b)個人への賜物:ローマ12:6-8、2コリント12:8-10→地域教会の建て上げのため

    c)重要点:務め(ミニストリー)と教会の違い

      i )ミニストリー:個人に対する主からの委託、その個人の責任とわざ

      i i )教会:長老、執事、聖徒による運営(ピリピ1:1)→使徒行伝では使徒と使徒に

       よって任命された長老が決議した、いわゆる牧師(聖書では単に"羊飼い"の意

       味)の下にあって運営するは間違い




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