Kingdom Fellowship Church

Message Outlines

2001.06.10



霊的リアリティの内に生きる

罪と肉からの解放

自己を下ろすこと―祝福への第一歩
問題を抱えている人々の特徴は、果てしない「私は、私の、私が・・・」という主張にあります。自由を得たいと言いつつも、結局その問題を抱えた自分を手離さないのです。「私はかくかくで、私の過去はしかじかで・・・」という主張の裏には、誰にも譲れない自己がいるのです。そこは御霊にも触れられたくない領域であり、神の恵みを自らシャットアウトしている部分です。そこには自己愛のエネルギーが集中しています。他人が何かを語りますと、不本意に感じて怒り出しさえするのです。「誰もわかってくれない!」、この言葉の裏には神聖不可侵な強烈な自己がいます。よってその主張がある限り、決して変わることはできませんし、自由も実現しません。ペテロが「お言葉ですから、やってみましょう」として網を投げ、大漁に与ったように、まず自分の考え、自分の感情を下ろして、御言葉に従ってみるのです。神は盲従を求めません。私たちの意志を用いた従順を求められます。これが祝福への第一歩です。


1. 罪々(sins)と罪(Sin

   @ 罪々:行為としての個々の罪(ローマ7:5)

   A 罪 :罪々を犯させる内にある何か(ローマ7:20)


2. 神の解決法

   @ 罪々→主イエスの血潮(ヘブル10:19、1ヨハネ1:7)

    血は神の満足(1ペテロ1:18,19)

    ・ 旧約:罪々を覆ったのみ

    ・ 新約:血が完全に抹消する

    効果:罪を犯さなかったことと等価(ローマ4:7,8)

    神は思い出さない(イザヤ43:25、エレミヤ31:34)

    敵に対する勝利(黙示録12:11)


   A 罪:古い私の死(ローマ6:1,6,14,18)

    ・ 罪はもはや主人ではない(ローマ6:6)

    ・ 罪の奴隷から義の奴隷へ(ローマ6:13)


3. 肉の問題

   @ 肉:体と魂で霊から独立して生きる性向と様

   A 処理:私たちがすでに十字架につけた(ガラテヤ5:24)

   B 肉によらず御霊によって生きる(ローマ8:12,13)


4. キリストにある自由を享受する

   @ 鍵は信仰、扉は悔い改め(マルコ1:15)→キーワード:In Christ

   A 自己を下ろすことによる従順(ルカ9:23,24)

   B サタンの嘘と脅しにのらない(ヨハネ8:44、1ペテロ5:8)

   C 自由の内に固くとどまる(ガラテヤ5:1)




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